割れた窓ガラスと家族の思い出

mado_glass

我が家は核家族化が進むこの日本では珍しいかもしれないくらいの大所帯です。 ひいお祖母ちゃん、お祖父ちゃん、私、子供、孫といった10人家族です。家屋も古くから残っている部分と新しく増築改築した部分と混ざっていますが、古い家屋部分の窓ガラスの歴史がなかなか大したものとなっています。

昔の窓ガラスは今と比べて割れやすく、ひいお祖母ちゃんの代でも何度か割れてガラスを変え、お祖父ちゃんの代でも私が何度か割っています。子供というのはガラスを割るのが仕事とでも思っているのかと思うくらいよく割りました。ライダーキックをして窓ガラスを蹴破り、足を切って何針か縫ったというのは今でも覚えています。
(参考:窓ガラス交換って案外短時間でできるんだね

窓ガラスも段々と丈夫になっていって今では子供の力でドンドンと叩いたくらいでは割れません。さらに陽のあたる大きな窓ガラスは耐熱効果や防音効果を兼ねてペアガラスにしているので子供がライダーキックをしたところで割れる心配はほとんどありません。ただ、ヒビが入るとガラス交換代もバカにならないですし、ペアガラスではないところでライダーキックをやろうものなら割れてしまうでしょうからその都度子供は叱りつけるようにしていますが。

おかげで代々続いていた我が家の窓ガラスの歴史も最近では止まったままです。安心でうれしいことですが少し寂しい気もしますね。